気になるマットレスの臭い!原因と対策

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「新しく買ったマットレスが臭い」・「新しく買ったマットレスのニオイがきつくて眠れない」という経験がある方はいるのではないでしょうか?新品のマットレスは独特のニオイがすることがあります。せっかく新しく購入したのに、ニオイが気になって眠れないなんて嫌ですよね。今回はマットレスからする独特のニオイの正体とその対策法についてご紹介します。

 

■新品マットレスが臭い原因とは!?

最近はウレタン素材のマットレスが多く売られています。しかしウレタンマットレスには独特のニオイがあります。この『ニオイ』の成分や原因について詳しくご紹介します。

 

・ウレタンフォームの原料“ホルムアルデヒド”と“アミン”

ウレタンマットレスは、製造する際にさまざまな化学原料が混ぜられます。

ニオイの原因と考えられるのは「ウレタン」に残存する「ホルムアルデヒド」や「アミン」です。

 

ホルムアルデヒドは有機化合物の一種。シックハウス症候群の原因としても知られています。ホルムアルデヒドには、マットレスの繊維の防縮やしわ防止などの性能がある為、使用されています。

 

一番のニオイの原因とされているのが「アミン」。アミンはウレタンの主成分ともいわれている化学物質のことです。ウレタンマットレスを製造する際に「第3級アミン類」が触媒として使用されます。大半は製造過程で熱せられて揮発されますが、一部残ってしまうことがあります。これがニオイの原因となっているようです。

 

・梱包時にニオイがこもった

 

ウレタンマットレスのニオイの原因として梱包時にニオイがこもってしまうことが挙げられます。ウレタンマットレスは製造時、臭気を飛ばすために一度寝かせるという工程があります。しかしこの期間が不十分でニオイを十分に飛ばすことができていない場合、ニオイがこもって強くなってしまいます。

 

また、ウレタンフォームは高反発マットレスに仕上げられた後、圧縮梱包されます。

圧縮梱包されてしまうと通気性が悪くニオイがこもりやすくなってしまいます。臭気が強まった状態で密封されてしまうとよりニオイが充満してしまいます。

 

■「マットレスが臭い!人体への影響は?」

化学薬品のような独特な臭いのため、「体に悪影響じゃないのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。この気になるニオイが体に及ぼす影響についてご説明します。

 

・人体への影響はほぼない

ホルムアルデヒドやアミンが大量に混入していると聞くと、気になるのは健康被害。小さいお子さまがいる家庭だとより不安になります。健康被害に関しては日本ウレタン協会が見解しています。

『製造過程でニオイが残ってしまうことがあるようですが、濃度は非常に低いため、人体への影響はほとんどないと言える』とのことです。

 

(参考)日本ウレタン協会:http://www.urethane-jp.org/qa/nanshitsu/eisei/post_57.html

■気になるマットレスのニオイを消す方法

マットレスのニオイが気になるという方に対処法をご紹介します。

・風通しの良い場所で部屋干しをする

 

日陰で風通しの良い場所にマットレスを干しましょう。マットレスの中までしっかり空気が通るので臭いを逃がすことができます。

この時に気をつけたい点が、直射日光の当たる場所には置かないこと。直射日光に当たってしまうと紫外線によりウレタンが劣化してしまうことがあります。綺麗に長く使えるように日陰干しを心がけましょう。

ニオイは1日~2日くらいたてば、気にならない程度になります。

 

・掃除機でマットレスを吸う

 

意外と知られていませんが、掃除機でマットレスを吸うことは消臭効果があるといわれています。ニオイのもととなる余分な成分を掃除機で吸い取りましょう。この時に注意したいのが、部屋の換気を忘れないことです。

掃除機の排気口から臭いニオイが出てくるので、換気をしていないと部屋にニオイがこもってしまいます。掃除をする際は換気扇を付けたり、窓を開けたりするようにしましょう。

 

・ベッドの下に消臭剤を置く

 

ベッドの下や枕元に消臭剤をおきましょう。ベッドに横になるとマットレスがへこみ、下に置いてある消臭剤のニオイが隙間から通り、気になるニオイを緩和することができます。

 

■してはいけない消臭方法

マットレスのニオイを消す際、正しい対策法を知っていないと気づかないうちにマットレスを劣化させている場合があります。しっかりと注意しなければいけない点を把握しておきましょう。

 

・消臭スプレーはNG

 

陰干しするスペースがない…と困っている方。ニオイ対策として消臭スプレーを使っていませんか?基本的にウレタンマットレスに消臭スプレーは控えるようにしましょう。

 

無香料タイプであれば、臭いが混じることもないので大丈夫と感じるかもしれません。

しかし消臭スプレーは繊維を洗っているわけではなく上からニオイを押さえ込んでいるだけです。ウレタン素材だと芯の部分まで届かない為、元のニオイと混ざって悪臭になってしまうことがあります。

 

・水洗いもダメ

 

ウレタンフォームは水分を含むとカビが生えやすいという性質があります。また水分が加わることにより「加水分解」という化学反応が起こり、ウレタン自体を劣化させてしまうことにも繋がります。

スプリングマットレスであれば、水をかけてもしっかり乾燥させれば問題はないのですが、ウレタンマットレスに水分は基本的にNGです。

 

 

■まとめ

新品のマットレスの中には新品独特のニオイが気になってしまう商品もあります。製造過程で化学物質を使用していることから、ニオイがどうしても残ってしまうようです。しかし正しいマットレスのニオイ対策を知っておけば、ニオイが気になってもすぐに対処でき、快適にマットレスを使用することができます。ニオイが気になるという方はぜひ試してみて下さい。